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スキンケアの順番とレチノール|夜の塗る位置と始め方

美容・スキンケア

本記事はプロモーション(PR)を含みます。

スキンケアの順番を調べていて、レチノール配合のアイテムだけ「どこに入れればいいのか分からない」と手が止まった経験はないでしょうか。化粧水の前なのか後なのか、クリームは重ねていいのか、朝は使えるのか。パッケージには「洗顔後に」としか書かれておらず、ブランドごとに推奨も微妙に違います。30〜50代になると、乾燥やハリの気になり方が20代の頃と変わり、使うアイテム数も増えがちです。そのぶん順番の選択肢も増えて、迷いやすくなります。

この記事では、スキンケアの基本的な順番の考え方と、そのなかでレチノールをどこに置くかを、メーカーが公表している使用方法や公的機関の公開情報をもとに整理します。肌の状態には個人差があり、ここに書いた並べ方がすべての人に当てはまるわけではありません。判断材料のひとつとして読んでいただければと思います。

トレーに並べたメイクブラシと化粧品
写真: Oli Dale / Wikimedia Commons(CC0)

レチノールで順番に迷うのは、性質が他のアイテムと違うから

化粧水や乳液は「水分の多いものから油分の多いものへ」という分かりやすい目安があります。ところがレチノール配合アイテムは、美容液の形もあれば、クリームやバーム、オイルの形もあります。テクスチャーが商品ごとにバラバラなので、「水分→油分」の物差しだけでは位置が決まりません。ここが迷いの入り口になります。

レチノールは油に溶けやすく、光や空気に弱い成分

レチノールはビタミンAの一種で、脂溶性(油に溶けやすい)の成分です。そのため、水ベースの化粧水よりも、油分を含む美容液やクリームに配合されることが多くなります。また、光や酸素の影響を受けやすい性質が知られており、遮光性の高い容器やエアレス構造のポンプ、チューブなど、外気に触れにくい容器が採用されている製品が目立ちます。開封後の使用期限をパッケージに明記しているブランドもあるので、購入前に容器の形と表示を見ておくと選びやすくなります。

「夜に使う」と書かれている製品が多い理由

レチノール配合アイテムの多くは、使用方法に「夜のお手入れの際に」と記載しています。これは紫外線の影響を受けやすい成分という性質を踏まえたもので、朝に使う場合は日やけ止めを併用するよう案内している製品もあります。順番を考えるうえでは、まず「朝のルーティン」と「夜のルーティン」を別物として分けてしまうのが整理の近道です。

スキンケアの基本の順番と、レチノールを置く位置

まず土台となる順番を確認します。一般的に案内されている並びは、水分量の多いものから少ないもの、油分の少ないものから多いものへ、という流れです。レチノール配合アイテムは、その形状に合わせてこの流れのどこかに差し込む、と考えると迷いにくくなります。

朝と夜の並べ方を表で整理する

ステップ 朝のお手入れ 夜のお手入れ
1 洗顔(またはぬるま湯) クレンジング
2 化粧水 洗顔
3 美容液 化粧水
4 乳液・クリーム レチノール配合美容液(この位置が基本)
5 日やけ止め 乳液・クリーム

レチノールが美容液タイプなら、化粧水のあと・クリームの前。クリームやバームタイプなら、お手入れの最後、つまりフタの役割を兼ねる位置に置くのが一般的です。製品ごとに推奨が異なる場合は、パッケージや公式サイトの使用方法の記載を優先してください。

迷いやすい3つのケースの考え方

  • ビタミンC美容液と併用したい場合:同じタイミングで重ねず、ビタミンCは朝、レチノールは夜、と時間帯で分ける使い方を案内しているブランドが多く見られます。
  • ピーリング系アイテムと併用したい場合:同じ夜に重ねると肌への負担が大きくなりやすいため、曜日で分けるという整理の仕方があります。
  • シートマスクを使う日:マスクで水分を与えたあと、レチノール、最後にクリーム、という順番が形としては自然です。ただし枚数と頻度を欲張らないほうが続けやすくなります。
アイシャドウパレットとブラシ
写真: freestocks.org freestocks / Wikimedia Commons(CC0)

レチノールを無理なく取り入れる4つの手順

順番が決まっても、初日からいきなり毎晩たっぷり使うと、肌のコンディションが揺らいで続かなくなることがあります。ここでは、量と頻度の増やし方を4段階に分けて整理します。

手順1:まず表示濃度と剤形を確認する

市販の化粧品では濃度を公表していない製品も多いのですが、「0.05%」「0.1%」といった配合率を明記しているものもあります。また、レチノールそのものではなく、レチノール誘導体(パルミチン酸レチノールなど)を使った製品も流通しています。同じ「レチノール配合」という言葉でも中身は同じではないので、成分表示の並び順と、公表されている数値を先に確認しておくと比較しやすくなります。

手順2:週2回・少量から始めて記録する

多くのブランドが、使い始めは少ない頻度からと案内しています。目安として週2回程度、量は米粒1〜2粒分から始め、肌の様子を見ながら3〜4週間かけて頻度を上げていく、という進め方が一般的です。スマートフォンのメモやカレンダーに「使った日」を記録しておくと、頻度を上げるタイミングを自分で判断しやすくなります。

手順3:乾燥・赤み・皮むけが出たら間隔を空ける

使い始めの時期に、乾燥やつっぱり感、部分的な皮むけ、ヒリつきなどを感じる人がいます。感じ方には個人差があり、まったく変化を感じない人もいます。こうした様子が出たときは、無理に続けず使用間隔を空ける、または量を減らすのが基本的な対応です。目や口のまわりは避けて塗るよう案内している製品も多いので、使用方法の記載を確認してください。肌に異常が続く場合は使用を中止し、医療機関に相談することをおすすめします。

ポーチに入ったメイクブラシ
写真: www.Pixel.la Free Stock Photos / Wikimedia Commons(CC0)

順番以外でつまずきやすいポイントとアイテム選び

順番を整えても、日中の紫外線対策や保湿の土台が抜けていると、そもそも続けるのが難しくなります。ここは道具の話も含めて整理します。

日やけ止めは順番の最後、朝の締めに置く

レチノールを夜に使う場合でも、日中の紫外線対策は切り離せません。日やけ止めはスキンケアの一番最後、メイク下地やファンデーションの前に塗るのが基本の順番です。SPF・PAの数値は製品パッケージに表示されているので、外出時間の長さに合わせて選ぶことになります。塗り直しのしやすさを重視するなら、スティックタイプやパウダータイプを併用する選択肢もあります。

レチノール配合美容液を選ぶときの見どころ

選ぶときに比較しやすいのは、次の項目です。

  • 容器:遮光か、エアレスポンプかチューブか(外気に触れにくい構造か)
  • 表示:濃度の記載があるか、レチノールか誘導体か
  • 内容量と価格:1回あたりのコストを計算できるか(例:15mLで約60回分なら1回あたりの目安が出せる)
  • 使用方法:夜のみか、朝も可か。目まわりへの使用可否

合わない点も挙げておくと、レチノール配合美容液は同価格帯の保湿美容液に比べて内容量が少ない傾向があり、コスト面では割高に感じられることがあります。また使い始めの時期は使用頻度を抑えるため、効果の感じ方を判断するまでに時間がかかります。短期間で結論を出したい人には向きにくいカテゴリーです。

保湿の土台があると順番を崩さずに済む

使い始めの乾燥が気になって途中でやめてしまうケースは少なくありません。レチノール配合アイテムの前後に置く保湿クリームを、低刺激設計かつ内容量の多いものにしておくと、量を気にせず重ねられます。単価が抑えられている大容量タイプは、体にも使えるので無駄が出にくいという利点があります。

一方で、大容量のジャータイプは指で直接すくうため衛生面が気になる、香りが強い製品もある、といった点は好みが分かれます。持ち運びには向かないので、外出用に小さいチューブを別途持つ人もいます。

まとめ:順番は「夜のどこに置くか」だけ決めれば動き出せる

スキンケアの順番でレチノールの位置に迷ったときは、次の3点に絞って考えると整理できます。

  • 朝と夜のルーティンを分け、レチノールは基本的に夜に置く
  • 美容液タイプなら化粧水のあと、クリームタイプならお手入れの最後
  • 週2回・少量から始め、記録を取りながら3〜4週間かけて頻度を調整する

そのうえで、朝の日やけ止めと夜の保湿という土台を崩さないこと。この2つが抜けると、順番をどれだけ工夫しても続けるのが難しくなります。

次のアクションとしては、いま手元にあるアイテムを洗面台に並べて、テクスチャーの軽い順に置き直してみることをおすすめします。並べてみると、重複しているアイテムや、そもそも使っていないものが見えてきます。そのうえで足りない位置があれば買い足す、という順番のほうが、新しいものを先に買うより無駄が出ません。

なお、肌の状態や感じ方には個人差があります。本記事は公開されている使用方法や成分情報をもとに整理したもので、特定の効果を保証するものではありません。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、医療機関にご相談ください。

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この記事を書いた人
Cospalize編集部

健康・美容・筋トレの商品を実際に比較して検証する編集チーム

cospalize.com を運営する編集チーム。医師・薬剤師・看護師・美容師などの医療系国家資格は持たず、専門職の立場では発信しない。メーカーの公表値、公的機関が出している情報、成分表示などの公開情報と、実際に購入して比較した記録をもとに、生活者の目線で商品を整理している。

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